フランス情報とフランス旅行記

  • ジャンジャン・ピエール
    フランス旅行を手がけて20年。私自身もいつも感じることですが、本当のフランスらしさは、パリから先にあります。

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 プロヴァンス2017③ 2018.01.30 Tue

【プロヴァンスのミストラル】
10月22日(日)快晴のマルセイユを車で北上。
快晴ですが、実はかなり風が強い!プロヴァンスではこの北風を【ミストラル】と呼びますが、天気予報ではこれから数日間このミストラルが吹くということでした。

最初に訪れたのはエクサンプロヴァンス。典型的なプロヴァンスの街、大学もあるので若い人たちが多く活気もあります。
但し今日は日曜日。比較的静かな旧市街の散策と、有名なカリソン屋さん「Calissons Le Roy Rene」でのショッピングを楽しみ、さらに北を目指します。

エクサンプロヴァンスのカフェで休憩をするものの、屋外は強い風でパラソルが飛びそうだったため店内でこの写真ではわかりにくいですがかなりの風が吹いています。

次に訪れたのは、ルールマラン。
昼食は、街の入口にある「ムーラン・ド・ルールマラン」。ゆったりとおしゃれなレストランで昼食を楽しみました。

食後は街の散策。でも、相変わらず強い風!

更に北上して、ボニューやオークルの村ルシヨンを巡りました。

今日の宿泊は、崖の上に立つ天空の城ゴルドです。
ゴルドの展望台ではウェディングフォト?の撮影中のカップルにも会いました。
なんとも美しい風景でした!

夕食は、村に溶け込むデラックスホテル「バスティード・ド・ゴルド」のミシュラン1ツ星のガストロノミーレストラン「 Pèir」でミストラルにさらされて疲れた体を癒しました。
フランスはこんな場所にも!?というようなところに良い雰囲気のレストランが多くあるのが良いですね~。

明日は、アヴィニヨンの観光です。

 プロヴァンス2017② 2018.01.15 Mon

【フランスの松島とブイヤベース】
10月21日(土)朝食レストランからの風景、旧港Vieux Portがきれいに見えます。

前日のタクシーの少なさに危機感を感じ、今日はタクシーをチャーターして観光に出かけました。
まずは旧港での朝市から、港に着いた船から新鮮な魚介類が水揚げされています。これがブイヤベースに!
楽しみは夜にとっておいて、カシCassisへ向かいました。

カシに到着して、まず向かったのは断崖絶壁のカナイユ岬。約400メートルの崖の上からのカシの港は美しい!
恐ろしい話ですがこの崖には柵というものが一切ありません、高所恐怖症の私にはかなり心臓に悪い場所なんです(笑)

次に港に戻り、カランククルーズに乗船。自然にできたリアス式の入江のことをカランクと呼びます。このカランクですが、私たちが選んだのは45分で3ヵ所のカランクを巡るという一番人気のクルーズです。

この船の上からの景色を眺めると
「松島~あ~の♫」と歌いたくなるんですよね。妙に似てるんです松島に!

とご機嫌で塩釜の漁港、いや、カシの港に戻り昼食となりました。
カシには港に面してたくさんのレストランが並んでますが、私たちが選んだのはビーチに面したLe Grand Large!
新鮮な魚介類が大変美味しいレストランです。
https://www.grandlargecassis.com/

昼食後はマルセイユに戻り、マルセイユのランドマーク【ノートルダム・ド・ラ・ギャルド聖堂】へ。
マルセイユ市内を一望にできるこのビュースポットは、いつも観光客でいっぱいです。

さて、本日の夕食は、マルセイユの代名詞【ブイヤベース】。数ある名店の中から、Chez Fonfonへ。
www.chez-fonfon.com/

魚介の旨み出汁がでた濃厚なスープにルイユやアイオリのソースをつけたクルトンを浸していただきます。そのあとに揚げた魚をスープに浸していただきます。ワインはやっぱりカシの白ワインです。

お店の壁に、「ブイヤベース、それはまさに太陽とともにある魚たちだ!」というフランス人ジャーナリストの名言が刻まれています。
是非、本場のブイヤベース体験してみてください。

次回はリュベロンへと向かいます…

 

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