フランス情報とフランス旅行記

  • ジャンジャン・ピエール
    フランス旅行を手がけて20年。私自身もいつも感じることですが、本当のフランスらしさは、パリから先にあります。

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 ランデヴー・アン・フランス2018③ 2018.06.30 Sat


3月20日スト、スト、スト…

宿泊ホテルの視察を終えて部屋に戻ると、明日21日のフライトのインターネットチェックインを試みると、なんとフライトキャンセル!フランスのゼネストで午前発の便が夜発便に振り替えられていました。(ガーン!)

明日21日の午後からアキテーヌでのプログラムが始まるので、列車で行こうかと確認してみると、列車もストで間引き運転の上に全て満席!なにか良い方法はないかと考えていると、パリの提携しているドライバーからのメールで23日のお客様の日本行きのフライトがキャンセルになりましたとの報告。あちゃー。

パリは夜ですが日本は深夜、フランス時間の深夜まで日本との連絡がつかない。パリのスタッフと待ち合わせがあったので隣のカフェで23:00から打ち合わせ後、結局深夜24:00時過ぎに日本と連絡がつき、何度ものやり取りの後、23日パリ発のお客様分はなんとか振替便を見つけて手配後、提携ドライバーに連絡。さらにニューヨークにご滞在中のお客様が、雪のための空港閉鎖にぶつかってしまい、こちらも何度もメールのやり取りを続けている。時間を見ると朝5時30分。前日も3時間ほどしか寝ていませんが、この晩は結局一睡もできずでした。

バスタブにお湯を貯めて、熱めのお湯で目を覚まし、朝食へ。私自身のフライトは結局変更できず晩のまま、ホテルに交渉しなんとか14:00までチェックアウトを延長してもらい、少し休んで、
「さぁ今日はどうしよう…。散髪しよう!」
ホテルのお兄さんに近くの知り合いの美容室に電話してもらい、今から行くよと伝えてもらってカット。おおよそ20分で終了。気持ちのいいほど短くなりました。さぶー。
散髪から戻り2時間ほど仮眠して、ランチ。

久しぶりの【ひぐま】でやけ食いです(笑)さすがに食べきれずお持ち帰りしました!

14:00前にチェックアウトして街をブラブラ。
リュクサンブール公園の柵で、世界の珍しい風景の写真展をやっていたのでしばらく眺めていました。

フライトはオルリー空港20:10発。ホテルに戻りバーで1杯。
RERのB線も動いているけど、とにかく早めに出ようと思い、どのルートで行くか思案を巡らせました。

通常ならバスかRER+オルリーヴァルなのですが、メトロ7号線+トラムという方法もあるので試してみようと、少し早めの17:00にホテルを出て7号線でVillejuif Louis-Aragonを目指します。ただこの路線夕方ということもあり異常に混んでいてスムーズに動かない。Villejuif Louis-Aragonに到着した時には既に小一時間が経過しいました。

「まぁでもここからトラムで20分くらいだろうから余裕余裕…」と思っていました。トラム乗り場に行くと確かに路線図ではオルリー空港に行く事になっていたので乗り込もうと思いトラムの表示を見ると、「旅行者はこれには乗るな!」みたいな表示が???
乗ってわかったのですが、トラム内の表示ではオルリー空港の手前3駅前くらいから工事中になっている。「まずい!」

頭の中でいろいろ考え、以下の三択に、
・このまま乗って行って、3駅ほど歩く。 ーただ、歩ける道があるのかどうか不明…リスク大!
・タクシーに乗る ーこれが一番現実的、ただ、さっきからタクシーを一台も見かけない…
・他の方法を探す ーバスにするかパリまで戻るか…

最初はタクシーが一番と思い探し始めたが、10分たっても一台も見かけないし、人に聞いてもあまり来ないということだったので、バスを探すと、アントニー行きのバスがあった。アントニーに行けばオルリーヴァルというシャトルで10分くらいやからこれに乗ろう!乗り込んだのが18:20だったのでまぁ余裕だろうと外の景色を眺めていました。郊外の路線バスも面白いね~。なんてしばらくはトラブルを楽しんでました。
でも路線バスって迂回するしバス停でいちいちとまるから時間がかかるんですよね。路線図を見ながら考えてみるとこのペースなら1時間30分くらいかかりそう(汗)こりゃやばい!徐々に焦り出し、冷や冷やしながら乗っていると、途中、少しバイパスのような道を通ったのでなんとか1時間10分ほどで無事アントニーへ。小走りで駅に行きオルリーヴァルに乗り、空港でも小走りでカウンターへ。着いた!!!20:05!


余裕のはずがギリギリでした。最初からRER+オルリーヴァルにしておけばと本当に後悔しました(笑)
やっとの思いでボルドー着。明日からは、プレツアーです。

 

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