フランス情報とフランス旅行記

  • ジャンジャン・ピエール
    フランス旅行を手がけて20年。私自身もいつも感じることですが、本当のフランスらしさは、パリから先にあります。

  • 画像
 

 カンヌ2019① 2019.11.26 Tue

3月23日
カンヌ視察最終日。
ホテル前の朝のアンチーブ通りは静かです。

まずは、ホテルからレランス諸島行きの船乗り場までバスで移動します。
この小さな船に乗り、【サントノーラ島】を目指しました。今日も快晴海風も心地よい。

30分ほどで到着したサントノーラ島は東西1.5キロ、南北0.5程度の小さな島で、船着場からぶどう畑(島の中央が畑になっている)を抜けると10分ほどで反対側の海岸に出るほどです。
この島にはレランス修道院があり、今もなお修道士たちが生活し、オリーブオイルの生産やワインの醸造も行っています。

島の南にある要塞は、古くは修道院としても利用されていましたが、現在は廃墟となっています。
この要塞の屋上からの眺めは素晴らしいです。

要塞のテラスから見たレランス修道院と地中海

修道士のワインは、修道院の隣の売店で購入することが可能。
フランス国内でも他ではほとんど購入できないことから「修道士の幻のワイン」と呼ばれているそうです。

私たちは今回、青空の下ぶどう畑の中でワインの試飲を楽しむことができました。
これはグループであればアレンジ可能です。

帰りの船に乗るべく船着場に戻ると、快晴の陽気に誘われたのか沢山の観光客が私たちと入れ替わりに島に降りてきました。
夏場は更に多くの観光客で賑わうようで、島内にはレストランもありますし、ピクニックを楽しむ人たちも多いということです。

カンヌに戻り、最後のホテルはやはり5ツ星【ラディソン・ブルー1835】。
明るい雰囲気のモダンなホテルです。

昼食は屋上にある展望レストランLe 360°にて。

カンヌはリゾートとしての歴史も古く、知名度もあり、宿泊施設も整っています。
今回の滞在で感じた印象は、ニースのような新しさや便利さはなく、モナコのような派手な豪華さはなく、街全体も落ち着いた雰囲気ですので、少し年配の方が滞在するリゾートかな?と。実際、カンヌに住んでいる人も年配の方が多いのか、街中の公園では、午後からペタンクを楽しむご老人たちを多数見かけました。
それでも、カンヌから郊外に目を向けると、美食の街ムージャンや香りの街グラースも近く旅行の素材は多いので、カンヌと合わせて周辺の観光を楽しむ滞在型リゾートとしての魅力は十分にあると思います。

次回は、ちょっとおまけのモナコ【ホテル・ド・パリ】

 

ページトップへ戻る