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ジャンジャン・ピエール
フランス旅行を手がけて20年。私自身もいつも感じることですが、本当のフランスらしさは、パリから先にあります。
今年はいろいろあった一年ですが、最後にフランス人のユニークな面？をご紹介。
パリジャン、パリジェンヌは、あるフランス人に言わせると“râleur”(文句が多い)人たちらしい。
確かに、少しの事でデモやストをするし、スーパーのレジや切符売り場でも訳のわからないクレームを付けている人も良く見かける。
私が思うには、フランス人はヤッパリ“Égocentrique”（自己中）な人たちだ！
この仕事をしていて、ホテルやレストランで問題があっても誰も謝らないし、最後には「これは私の問題ではなく会社（ホテル）の問題だ。」と何度言われたことか。日本のような「お・も・て・な・し」の心はどこにも感じられない。（ように思う）
10年以上前のことですが、私の体験談です。
見本市帰りのパリCDG空港でのチェックイン時のやりとりです。
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パリのシャルル・ド・ゴール空港で以前こんなことがあった。
旅行見本市の帰国便でたくさんの資料をスーツケースに詰めてチェックインをしようとしたところ、私のスーツケースが重すぎて23キロ制限のところ30キロもあった。ここでチェックインの担当は当然重すぎるから荷物を取り出すか、追加料金を払えと迫った。
（これは当然の事）
私は荷物を取り出す選択をして、スーツケースから荷物を取り出そうとした、その時私の持っていた手荷物（キャリーバッグ）に担当者が目を付け、それを載せてみろと言う。
何と12キロあった。手荷物は12キロまでという決まりもあるので、私が7キロ取り出しても手荷物にも預けられないという。
（まぁこれも規則なら当然だ）
※今は自動の荷物預けが・・・。
でもフランス人はここからが面白い。
私「何とかなりませんか。」
担当者「（無表情で）ノン！」
私「フランスの観光資料なんですよ。」
スタッフ「（面倒くさそうに）ノン！」
私「お願いしますよ。」
担当者「（更に不機嫌になり突き放すように）ノン！ノン！」
・・・
私「（あるものが荷物にあったことを思い出し）これどうぞ。」
スタッフ「（横目で）おー。カルヴァドス！」
（この辺りから顔の表情が変わってきた）
スタッフ「これ私に！！！」
私「荷物が重いので差し上げます。」
スタッフ「そうなの？まぁ、これで少し軽くなるから今回はOKよ。」
私「Merci Beaucoup!」
チェックインを終えてゲートに向かおうとするところ、そのスタッフに呼び止められて、
スタッフ「日本語でMerci Beaucoupはどう言うの?」
私「ありがとうございます。ですよ。」
スタッフ「（私に向かって満面の笑みで）あ・り・が・と・う、ございます！！！楽しいフライトを。」
これがいつも通用すると思わないが、往々にしてありがちな話です。
「フランス人恐るべし！」
【年末年始の営業日のご案内】
今年も残すところ１週間を切りましたね。
たくさんの方々に支えられて弊社も今年一年の業務を終えることができます。
本当にありがとうございました。
さて、年末年始の営業時間は下記の通りとさせていただきます。
本年の最終営業は12月29日（火）17：00まで。
＊ミュージアムパスの最終受付は本日17:00で終了です。
新年は1月5日（火）より通常営業いたします。
12月28日（月） 通常営業 9:30－18:00
12月29日（火） 短縮営業 9:30－17:00
12月30日（水）～ 1月4日（月）年末年始 休業期間
1月5日（火） 通常営業 9:30－18:00
年内営業終了後のお見積もり、お問い合わせなどは、翌営業日以降の回答になりますのであらかじめご了承ください。