フランス情報とフランス旅行記 2015年7月

  • ジャンジャン・ピエール
    フランス旅行を手がけて20年。私自身もいつも感じることですが、本当のフランスらしさは、パリから先にあります。

  • 画像
 

 ランデヴー・アン・フランス2015⑩  2015.07.10 Fri

最近ジメジメしますね~。
こんな時は梅雨のないヨーロッパの木陰でゆっくりとしたいものです。
つい先日「ブルゴーニュのブドウ畑のクリマ」と「シャンパーニュのメゾン、丘陵、酒蔵」が世界遺産への登録が承認されたというニュースが入ってきました。
フランス旅行に携わる者としては嬉しいことです。

ということで、前回はパリに到着したところで終了でした。
18:00にロビー集合してみると日本人が20~30人ほど一団になっていました。今回日本人の参加は40名ほどと聞いていましたので、全員揃うとかなりの大所帯です。他の国の人たちも集まっていましたのでロビーはかなりごった返していました。
ホテルからリドへはバスで移動です。
リドは、数か月にわたってプログラムの変更と改装のため休演しており、私たちは、数日後に始まる新しいショーを一足先に見ることができると期待しておりました。

リドに到着してみると、こちらは世界各国からの参加者でごった返しておりました。(汗)
それでも数名の早く到着した日本人の参加者が、日本人の席を40席もまとめて確保してくれていました。(ありがたや~)
私は、昨年のランデヴーで一緒で仲良くなった女性2人と、毎日夕食時に必ず寝るS氏と4人でボックス席を陣取りました。
ここで奇跡が2つ。
同行の女性の一人の視線の先にどこかで見た人がいたようで、
「ねぇねぇ、あの人って、去年のプレツアーで同じだったドイツ人の人ですよね~。」
私も振り返り確認しました。「うん、うん、そうやね~。」
そこでもう一人の女性が、
「それを言うなら、その隣の隣、Aさんじゃぁ!」
そうなんです、私の大好きなAさんがそこにいるではないですか!!!
Aさんもすぐに気づき、一目散に我々のテーブルにやってきて再会を喜び合いました。
「プレツアーはどこに行ってたの?」と聞くと、
「今年は、パリの見本市だけ」という返事でした。
でも1000名ほどいる中で偶然隣のテーブルに座るとは、ホテルも違うので期間中会えないこともあるのですが、これは奇跡ですね。

食事はというと、やはり以前と大差なく、特別美味しいというものではありませんでした。
まぁ、ショーがメインですからね~。何せ、初お披露目のラスベガススタイルのショーだそうですので期待も高まります。

・・・しかし
ショーが始まり、最初は良かったのですが、途中から
「このショーが新しいショー?」
「これで大丈夫なん?」
と周囲から声が漏れ始めました。
私も確かに、これが新しいショーなら、ムーランルージュに負けるでしょー。と思い始めました。

更にしばらくすると、
「これって、もしかして・・・   リハーサル???」
という声が聞かれ始めました。

・・・そうなんです、リハーサルを見ていたんですね。会場がざわざわしていて誰も聞いていなかったみたいですが、最初にそのようなアナウンスがあったようです
そりゃ衣装も地味やし、迫力に欠けるしと思ってたんですよ。
でも、これだけの旅行業者を前にリハーサルを見せずにきっちりとした形の本番を見せることができていれば、リドの評判も上がったのではないかと思うと非常に残念でした。

ショーが終わると、もう一つの奇跡が!
何と、いつも食事で必ず寝るS氏が一睡もしていません!じぇじぇじぇ!(古い~)
S氏に聞くと、
「そりゃそうやろ、隣にこんな美しい女性が2人もいて寝るわけないやろ。やっぱり日本の女性がいい!」
だと。先輩やりますねー。

翌日は、パリの南部、ポルト・ド・ヴェルサイユの見本市会場で、メインのイベント「ランデヴー・アン・フランス」に参加し商談を。

本日のパーティーは「ポンピドゥ・センター」です。

夜遅くまで、ワインと食事とダンスを楽しんでパリの2日目は終了しました。
明日は、ランデヴー最終日です。

この続きは次回に。

 

ページトップへ戻る