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ジャンジャン・ピエール
フランス旅行を手がけて20年。私自身もいつも感じることですが、本当のフランスらしさは、パリから先にあります。
ずいぶん涼しくなりました。
ブルゴーニュでは、ブドウの収穫もそろそろ終わる頃ですね。
さて、今年のワインの出来はどうなのでしょうか?気になりますね~。
この7月にブルゴーニュのドメーヌを訪問いたしましたので、少し紹介させていただきます。
訪問したのは、シャンベルタンの【ドメーヌ・ヴァロワイユ】。
弊社のブルゴーニュのコーディネーターと一緒に、前日からの暗雲が消え去らない中、ドメーヌに到着。
こちらのドメーヌは、弊社のお客様の手配時に良く訪問させていただいているドメーヌで、お客様からの評判も良いです。
通常のドメーヌ訪問なら、地下カーヴ見学と試飲というところが多いのですが、こちらでは、加えて畑の見学にも連れて行ってくれます。
このドメーヌの所有する畑は、シャンベルタン村の西部にあり、少し高い所なので、眺めも素晴らしいです。
特急畑(グラン・クル)、1級畑(プルミエ・クル)、ヴィラージュクラスの畑を所有しています。ブルゴーニュは畑を分割所有するのが一般的ですが、ドメーヌ・ヴァロワイユは、クロ・デ・ヴァロワイユとラ・ロマネという1級畑のモノポール(単独所有畑)を持っています。
えっ!?と思われた方もおられると思います。
「ラ・ロマネ」って、ヴォーヌ・ロマネのグラン・クルでは?と。
同じ名前なのですが、れっきとしたこちらのドメーヌ所有のシャンベルタンがあるんです
畑の見学が終わると敷地内の地下カーヴへ。
カーヴでは樽内で熟成されながら、瓶詰を待つワインがたくさんお出迎えしてくれます。
いよいよ、試飲タイム
雑然とした部屋が田舎のドメーヌっぽくて良いですね。ワインのボトルの横には、その土地の土がわかるように並べてあります。
こちらは、モノポール「クロ・デ・ヴァロワイユ2011」。
このワインの豊かな香りには感激しました。
この日は、午後から、ブルゴーニュの森でのバーベキューに誘われていたので、お土産のワインと自分用に
「クロ・デ・ヴァロワイユ2011」と「ラ・ロマネ2013」を購入しました。
こちらのドメーヌは、たくさんお買い上げの場合には日本への宅配にも対応してくれますよ。
担当者のファビエンヌにはいろいろお世話になりました。彼女の協力なしでは、このようなドメーヌ訪問はできません。
ブルゴーニュワインの旅の手配は、私どもにお任せください。シャンパーニュと合わせてこんなプランも可能です。
http://www.tourdesk.co.jp/decollage/theme/modelwine1.htm
試飲を終えたころには空もすっかり明るくなっていました。さぁ、バーベキューパーティーに出発です。
今や世界中のだれもが認める、巨匠フィンセント・ファン・ゴッホ。
彼が本格的に絵を描いた期間は37年の生涯のうち約9年間!
オランダ生まれの彼が、本格的に絵を描くためにベルギーに勉強に行き、フランスに移り住んだのが32歳の時。
たった4年半程のフランス生活の間に、多くの足跡を残したゴッホですが、存命の間は全く絵が売れない無名の存在だったのは有名な話です。
今回、ご案内したグループのご希望で、ゴッホゆかりの場所を南仏からパリ、オーヴェール・シュル・オワーズへと巡りました。
ゴッホはフランスにやってきた当初は弟のテオとモンマルトルに住んでいましたが、この弟テオがゴッホの経済援助をしていたのですが、一つ屋根の下で住んでいると、口論が絶えず問題も起こり、1888年2月、34歳の時に南仏のアルルに単身移り住みます。
ゴッホが住んでいた黄色い家
ゴッホが入院をしていた市民病院
ゴッホが描いた跳ね橋
アルルでの生活は1年程でしたがこの間に経済的に苦しかった、友人ゴーギャンをアルルに招いて共同生活を送ります。
しかし、これも上手くいかず、ゴッホの耳切り事件が発生し、ゴーギャンはパリに戻り、ゴッホはアルルの市立病院に収容されます。数か月後にはサン・レミの精神病院に転院し、1年を過ごすことになりましたが、その間にも「アイリス」や「星月夜」など多くの絵を描いています。
サン・レミ・ド・プロヴァンスの街
やや体調が戻ったゴッホはガシェ医師を頼って、パリ近郊のオーヴェール・シュル・オワーズへ移り住みました。
オーヴェール・シュル・オワーズで過ごした2か月間にゴッホは精力的に絵画に取り組んでいます。
ゴッホの死因についてははっきりはわかっていませんが、自殺ではないかと言われています。
オルセー美術館の「オーヴェールの教会」
オーヴェールの教会
ゴッホが最後にすごしたラヴー亭
お味は?
ステーキもソースも特別唸るほどおいしいというわけではないですが、癖になる味かもしれません。
最近の日本語で言えば「普通に美味しい!」。
ホール担当の店員さんは確か全員女性だったように思いますが、笑顔を絶やさず対応やサービスは良かったです。
又、行ってもいいかなぁと思うレストランです。
http://relaisennr.cluster011.ovh.net/
「カラスのいる麦畑」を描いた場所
※ゴッホが自殺?を図った場所もこのあたりではないかと言われています。
私自身も、それぞれ個別には訪れたことはあるものの、数日の間にこのようにゴッホの足跡を辿ると、よりゴッホの絵に対してもっ興味が湧いてきました。今回は、南仏とパリオーヴェール・シュル・オワーズのいずれの場所でも、ガイドによる案内がありましたので、より一層理解も深まりました。
皆様もこのような「テーマのある旅行」をお楽しみいただければと思います。
こんなプランはいかがでしょう?お仲間を誘って計画してみませんか?
http://www.tourdesk.co.jp/decollage/theme/theme-d3.html