フランス情報とフランス旅行記 2016年7月

  • ジャンジャン・ピエール
    フランス旅行を手がけて20年。私自身もいつも感じることですが、本当のフランスらしさは、パリから先にあります。

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 ルシヨンの旅④ 2016.07.22 Fri

さて、モンペリエの最終日。 実は最終日の宿泊を前日まで手配していなかったんですね。 相方は空港バスで帰るというので、それなら空港バス乗り場近くのホテルにしようと、メルキュールを予約、相方もまだ時間があったので一緒にホテルへ。 チェックインしようとすると、「予約がありません!!」「どこのホテルを予約したんですが?」と聞かれ、「メルキュール・サントルです!」と答えると、「メルキュール・サントルは2つありますよ、こちらはアンティゴーヌです!」と言いながらもうひとつのメルキュール・サントルに連絡を取ってくれて、予約が入っているのを確認してくれました。 旅行会社の者として情けない話ですが、まさかメルキュール・サントルが2つあるとは… しかも2分の1に負けて、離れた方(バス乗り場から)のホテルとは。(とほほ…) お客様の予約だったらこんなことはしませんが(もちろん!)、自分の予約なので油断してしまいました。 場所を聞くと、ここから500メートル市内中心寄りとのことでしたので、相方を見送ってから、ワイン3本入りで30キロはあるであろうスーツケースを転がして上り坂を500メートル移動。こういう時に限ってコマが壊れるんですよ、ですから転がすというより引きずるという感じで、ホテルに着いたら腕はパンパン、足はクタクタでした。

※Place d'Europeのバス乗り場

※こちらがメルキュール・サントル・コメディ!  
無事、チェックインを済まし、最後の夕食へ。 向かった場所は、ファーブル美術館の隣にあるレストラン【インサンスInsense】。 このレストランはモンペリエで以前3ツ星まで昇格した【Le Jardin des Sens】のプーセル兄弟がプロデュースするお店です。知り合いからこのレストランの”鴨のマグレ”がおすすめと聞いて、頂いてきました。

疲れていたので、フィッシュスープをまずオーダーしたのですが、美味しかったのですが、とにかく熱々で猫舌の私には厳しかったです。
無事、チェックインを済まし、最後の夕食へ。向かった場所は、ファーブル美術館の隣にあるレストラン【インサンスInsense】。このレストランはモンペリエで以前3ツ星まで昇格した【Le Jardin des Sens】のプーセル兄弟がプロデュースするお店です。知り合いからこのレストランの”鴨のマグレ”がおすすめと聞いて、頂いてきました。

メインは、おすすめの小鴨の胸肉!これは文句ありません。

ワインは一人で1ボトルは流石に厳しいと思ったのですが、余ったらお持ち帰りOKとのことだったので、ラングドックの赤をチョイス。

フランス最後の夜は独り寂しい食事となりましたが、内容には満足です。

翌朝、500mの下り坂をスーツケースをゴロゴロ転がしながら歩いてPlace d'Europeのバス乗り場へ。コマの状態はさらにひどくなり4つのうち2つが全く回らない状態で、下り坂の恩恵はほとんど受けられず、最悪でした。 空港へはバスで15分もかからずに到着。 そうそう、2016年1月1日から地方行政区分がかわり、モンペリエのあるラングドック・ルシヨン地方はお隣と統合され、ラングドック・ルシヨン・ミディ・ピレネー地方という長ったらしい名称になりました。

ランデヴー・アン・フランス2016のポスターがあったので記念にパチリ、無事帰路に着くことができました。

 ルシヨンの旅③ 2016.07.1 Fri

さて、コリウールに戻って出かけたレストラン【Le Tremail】 郷土料理が食べられるお店ということで、ホテルの方におすすめしていただきました。 雰囲気もローカル色たっぷりの良い感じです。 私は、前菜にフィッシュスープをいただき相方は名物アンチョビ、メインはシーフドのグリル2人でシェアしました。ガンバス海老やラングスティン、ムール貝、マテ貝など見た目は悪いですが味は最高でした!ワインは、ルシヨンのロゼとコリウールの白を1本ずつ!  最後に、元気なお店のスタッフと1枚記念撮影をさせていただき、上機嫌でした(笑)  


食後に、コリウールの夜の街を散策し、ホテル近くのバーで〆の生ビール一杯!(どんだけ飲むねん!?という話ですが…)まぁこれも旅の醍醐味なのでお許しを。

翌日は午後15:00前の列車の時間まで、コリウールの市内観光を楽しみました。 強風の中でしたが海岸の散策から始めました。下の写真ではあまり伝わりませんが、小さなお子さんは風で飛ばされかかってましたよ、本当に。

次に、色鮮やかで入り組んだ、コリウールの旧市街の散策。お土産屋さんやギャラリー、パティスリー、パン屋さんなどたくさんあって、飽きないですね。


次に向かったのは、アンチョビ屋さん、昔の漁の様子の紹介ビデオや手作りの製造工程も見ることもできました。  

その後は、フランスではどこにでもある【プチトラン】に乗って、山の上のぶどう畑と景色を見に行きました。残念ながら、ぶどうのシーズンはこれからですので、絵になる風景とはいきませんでしたが、高いところから見るコリウールの景色は良かったですよ。
 

最後にコリウール城塞へ。コリウールには所々に下の写真のように額縁が設置されており、そこから景色を見ると有名画家が書いた風景になるそうです。

最後の昼食は、ホテル近くのブラッスリーで軽めにアンチョビの入ったサラダとコリウールのロゼワイン。

お土産を買って急いで駅へ。帰りはホテルの方が駅まで送ってくれました。 相方とも電車の中で話していたのですが、コリウールは小さな街ですが絵になるところも多く、食事もワインも美味しいですし、夏なら海水浴も楽しめます。近くにはゴルフコースもありますし、是非多くの日本の方にもお越しいただきたい街です。 列車は2時間でモンペリエにつき、相方は羽田便に乗り継ぐためそのまま空港バスで空港へ。私は関空便に乗り継ぐため後1泊モンペリエです。 ホテルにチェックインしようとしたら…。続きは最終回へ


  

 

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