フランス情報とフランス旅行記 2016年6月

  • ジャンジャン・ピエール
    フランス旅行を手がけて20年。私自身もいつも感じることですが、本当のフランスらしさは、パリから先にあります。

  • 画像
 

 ルシヨンの旅② 2016.06.21 Tue

今日は、朝からルシロテルのキャロルさんが、4軒のホテルを紹介したいということで見学してきました。
1軒目と2軒目は、コリウール市内中心部のホテル。朝の早い時間でしたし、2軒とも満室でしたので、部屋の清掃が終わっていなくて部屋の写真はありません。コリウール市内のホテルは3ツ星が最高ですし、小規模のホテルばかりですのでグループでの利用は難しいですね。下の写真は私が宿泊した【プリンス・カタローニュ】です。

後の2軒は、コリウールとこの地方の中心都市ペルピニャンの間にあるリゾートホテルでしたのでキャロルさんの車で案内してもらうことに。 1軒目は、タラソテラピーセンターを併設したリゾートホテル(4ツ星)ともう1軒は、ルシロテルの最高ランクの5ツ星ホテル【イル・ド・ラ・ラグーン】でした。

イメージとしては、アメリカの西海岸にありそうなホテルで、明るい日差しが降り注ぎ開放的な雰囲気が感じられるそんなホテルです。 バーには、私も大好きなあの「ニッカ竹鶴」もありました。I love ジャパニーズウィスキー!!

お昼は、このホテルのレストランでいただきました。雰囲気も良かったですしお味も良かったですよ。こちらのレストランで、食後酒にこの地方特産の酒精強化ワイン「バニュルス」も味見をしました。この系統はやっぱり「ポルト」と思っているのですが、バニュルスは甘いですね、女性には好まれるかもしれませんが…。

昼食後は、キャロルさんがペルピニャンまで送ってくれるということでお言葉に甘えてしまいました。 ペルピニャンは元々バルセロナと同じカタルーニャに属していました。ということもあり街の様子はフランスというよりスペインっぽいです!

街を歩く人たちの顔立ちもスペインっぽいですし、気になったので休憩したカフェの店員さんに聞いてみました。「ペルピニャンはフランスというよりスペインに近いですね?」と… 答えは意外で、「僕たちはフランス人だよ。みんなそう思っているよ!」と。「証拠に夕食は19:00から食べるからね(笑)」。確かにそれは大違い(笑)、と妙に納得しました。今日も快晴で、春に日差しを浴びながら広場のカフェで相方と一緒に飲むビールは最高でした!! そんなに大きくない街を散策したあとコリウールに戻るためにペルピニャン駅に。列車の時刻を確認すると今から30分後でさらに15分ほど遅れるという表示が。そんなら、飲むしかないでしょ!?ということで駅に隣接するホテルのロビーで又1杯!30分後にホームに移動するとなぜか15分遅れの列車がホームに!?案内板には15分遅れの表示がまだ出ていたし、15分遅れなんでしょ、はいはい。と余裕で列車に乗り込むと車掌さんの様子が変。後からホームにやってきた若者に早く早くと急かしている?何なんだと思ってると定刻に発車!相方と顔を見合わせて「何!?」…  

無事に乗れたから良かったんですけどね~。恐るべし、フランス国鉄!
コリウールに戻り、相方くんと過ごす最後のディナーへ。ホテルの方におすすめレストランを聞いて出かけたのは、カタルーニャ料理専門店。 次回は、この続きから。


  

 ルシヨンの旅① 2016.06.14 Tue

ランデヴー・アン・フランス終了後、スペイン国境に近いコリウールという街に友人と2人で視察に出かけました。モンペリエからコリウールまでは列車で2時間程の距離です。 モンペリエの駅は夕方ということもあり、仕事帰りの人たちや学生で結構混み合っていました。私たちは大きなスーツケースを転がして列車に乗り込んだのですが、空席がなく、通路で立つことに。2時間このままはキツイと思いましたが、さすがにそれはなく、30分ほど走ったところのAgde駅で席に着くことができ一安心。Agdeは、ナチュリスト(ヌーディスト)村があることでも知られているビーチリゾートです。あれってどうなんでしょうね~?そういう主義の方たちなので良いのでしょうが、自分だけ服を着ていても良いならいいですが、自分自身も真っ裸ですからね~(笑)やっぱり私はナチュリストではありません!!

ナルボンヌを過ぎると列車の左右に湿地帯が広がります。さらに右手には雪を被ったピレネー山脈が見えます。(写真はありませんが。)

コリウールに到着したのは19:30。何にもない駅舎を通り抜けて、坂道を降りていくと5分も経たずに中心地へ出ました。

中心部のホテルにチェックインをして、早速夕食へ。
ホテルにもなっている、画家が集まったレストラン?バー?【Les Templiers】に行ってみました。

私たちにとっては、この【Les Templiers】は、あのマチスやピカソが集ったレストランということで、観光名所なのですが、地元民にとってはただのバー、この日もパリ・サンジェルマンとイングランドのクラブチーム(リヴァプールだったか??)との試合におっさん達は夢中でした。
私たちはイカフライとマグロのたたき(メニューにもTATAKIと書いてありました)を白のコリウールワインとともに頂き、おっさん達を刺激しすぎないように、サッカー観戦をさせていただきました。

明日は、ホテル視察とペルピニャンです。  


  

 ランデヴー・アン・フランス2016⑦ 2016.06.06 Mon

今日から2日間、商談会です。 アキテーヌの視察旅行は、少人数でゆったりと過ごせましたが、昨日からモンペリエに世界各国から800名もの旅行業者が集まってきており、日本人だけでも40名以上ですので、何をするにも大変です。商談会(ワークショップ)会場までもバス移動なのですが、私たちが泊まっていたクラウンプラザにも、日本人以外にも多く泊まっていたので、出発時のロビーはごった返していました。 一応、皆この2日間が仕事ですから(笑)、真面目な顔でバスに乗り込んでこられます。

私もやる気まんまんで…、もちろんそうなのですが…、疲れが一気に出てきてぐったり!!! 仕事より遊びが大好きなのには困ったものですが、旅行の仕事は“遊び心”がないといけないですからね~。 と自分の都合の良い方に考えるおっさんです。  
9:00-17:00までほぼびっしり約20件のアポイントをこなして、終了すると一旦ホテルに戻り、1時間ほどの休憩の後ロビー再集合!結構ハードです 私は、添乗員の習慣が体に染み付いているので、集合時間の15分前くらいには集合場所で待っているのですが、そこにどこかで見た人が…。「あっ!エロディ!!」インターコンチネンタル・ボルドーの営業のエロディが連れと2人でやってきました。向こうも気づいてくれたようで、「コモン、サヴァ!」と再会を喜び合い、アペリティフを3人で頂く事に。「サンテ!!」彼女たちは、商談会の出展者としてやってきています。もうひとりの女性もインターコンチネンタルの営業の方で、カンヌの担当でした。彼女曰く「日本の人はカンヌには泊まってくれないのよね~。」 確かに、私もお客様におすすめする場合は、カンヌよりもニースを選択します。すみません…。 と言ってるうちに集合時間を過ぎましたが、日本人の集合状況もまだ8割方の様子。でも真面目な日本人である私は、2人に「そろそろ行かないと…」と言って、バスに乗り込みました。結果、それから15分くらい待ちました。はい。ここに参加する日本人は、確実にフランス人化していますね(`o´)
 

  パーティーは…、楽しかったですよ!雰囲気も洗練されていて、演出も…飲み物も食べ物も豊富でしたよ。 そういえば、【ダイヤモンド・カクテル】もやってました。乾杯用のシャンパンの中にイミテーションのダイヤが入っているのですが、1つだけ本当のダイヤが混ざっているという、女性が喜ぶやつです。 私も以前ベルギーでのディナーパーティーを企画した際に取り入れた演出です。鑑定士の方がその場で鑑定するのですが、見事当てたのは、日本人の女性でしたね、おめでとう! 後は、お約束のダンスタイム!フランス人は老若男女、これがないとダメなんですね!楽しい方たちです(笑)。  
私も賑やかに騒ぐのは嫌いじゃないので、結局最終のバスまで楽しんでホテルに戻って、更に仲間と部屋でワインをいただき、結果寝たのは2時回ってましたね(^_^;) 2日目のワークショップも同じく8時集合で、その集合時間までに荷物を詰めてチェックアウトをしないといけないので大慌て!(まぁ自業自得ですが)  
2日目の商談会は、途中で3回ほど意識が飛びましたが(笑)、何とか夕方まで乗り切りました。もちろん、しっかり情報収集はしておりますのでご安心を。  
次回は、アフター・ワークショップの小旅行、コリウールのお話です。


  

 

ページトップへ戻る