フランス情報とフランス旅行記

  • ジャンジャン・ピエール
    フランス旅行を手がけて20年。私自身もいつも感じることですが、本当のフランスらしさは、パリから先にあります。

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 ランデヴー・アン・フランス2018⑤ 2018.07.27 Fri

3月22日
コニャックを後にして、東に1時間強、マシニャックという田舎の村にある5ツ星リゾート【ドメーヌ・デ・エタング Domaine des Etangs】に到着しました。

まずは、腹ごしらえ。ホテル内【Dyades】というミシュランの星付きレストランでランチをいただきました。
シーズン前の平日ということもあり静かでしたが、料理は気取った感じのない素朴だけど上品な味わいでした。

この地方シャラント地方観光局の担当者ステファンは、来年日本に旅行に来るそうで、日本語も勉強中。
食事中は日本と日本語の話題で盛り上がりました。
ランチの後はホテルの視察です。まずは別館(レストランと同じ建物)から。

お部屋の雰囲気も派手ではなく、周りの自然に調和するように控えめなデザインで落ち着きますね。

次は本館(シャトー)の部屋です。
こちらもシャトーのイメージとは違い、内装は木をふんだんに利用した落ち着いた雰囲気です。
これは日本人にはイマイチかもしれません、シャトーならそれらしい雰囲気の方が好まれますよね。

プールやスパも併設されています。

さらに離れ(コテージ)の見学へ。広大な敷地の為、移動には電気自動車を利用します。

今回は6つある中で一番大きなコテージ(393㎡/5ベッドルーム)を見学しました。
ここならグループで宿泊して、自炊もできるし、バーベキューなんていうのも楽しそうですね。
ちなみに、ホテルから500メートルほど先の村に行けばスーパーはあるということでした。

今回は寒くて天気も悪かったので、写真が良くないですね。
ホテルのWEBサイトをご覧いただくと素晴らしいところだとよくわかると思います。
Domaine des Etangs
フランスの田舎の高級リゾートで、豊かな自然に囲まれて過ごす休日はきっと素晴らしいでしょうね。
さて、ここでステファンと別れて、私たち日本人2人はリモージュを目指します。

次回は、磁器の街リモージュとタペストリーの街オービュッソンの視察です。

 ランデヴー・アン・フランス2018④ 2018.07.10 Tue

3月21日夜
ボルドー空港には少し遅れたものの無事到着し、ホテルに向かいました。
22時半を過ぎて到着し、明日は8:00に迎えが来るからと担当者から言われて、市内のブティックホテルというお洒落なホテルでしたが、おじさんには少し使いづらかったです。
https://hotelbordeauxcentre.com/

部屋の名前は全てワインシャトーの名前がつけられていました。

今回のプレツアーは、新しくアキテーヌ地方と合併した元リムーザン地方への視察で、参加者は6名と観光局から1名の計7名と聞いておりました。
翌朝7:00に起きて朝食を取っていても、それらしき人は見当たりません???
8:00にロビーに荷物を持って降りると、居たのはもうひとりの日本人参加者のみ。
他の人たちはまだボルドーにも着いていないようです。
観光局の担当者からは「コニャックについたらステファニーが待ってるから」とミニバンに乗るように言われ、結局ドライバーと私たち日本人2名だけでまずは最初の目的地コニャックを目指します。

車内では、もうひとりの日本人と前日の話をしたのですが、彼は予定通りにボルドーに昨日の午前中に到着したと。ただ、他のアキテーヌ地方の参加者も8割位は到着できず昨日のプログラムは全て中止になったと。晩御飯はすごーく歩いて川の対岸のレストランで食べたということでした。

走ること約2時間、10時15分ほど前にコニャックに到着、「ここだ」と言われて降りると、ヘネシーに続く通りのよう、ただ私たちを待っているはずのステファニーがいない???
坂道を降りるとそこにはHennessyと書いた建物があったのでここだろうと待っていたが誰も来ない。

3月末というのに今年は寒く、しばらく立っていると川からの風が冷たい。そこへ私たちのミニバンが迂回してやって来たので、待っている間車に乗っておこうと窓を叩いてドライバーに声をかけると「これはプライベートチャーターの車だからダメ!」と乗車を拒否された。??????

「えーっ!どういうこと?その乗客は僕たちなんですけど!」
訳のわからない乗車拒否にあい、事務所らしきところを覗いたりしていると、10:00にその事務所が開いたので、中の人にランデヴーアンフランスで視察に来たと伝えると、そこで待ってろと。

更にしばらくすると男の人がやってきて、「ランデヴーの人?」「こっちこっち」と事務所を出て博物館のような建物に案内してくれた。
「この男の人がヘネシーの案内係のひとやな」「ステファニーはどこにいるんや?」まだまだ不明なことだらけ。そうこうするうちにアジア系の女性がやってきて「私アレシア、私がこちらをご案内します!」

実は、私の聞き間違いだったんです!コニャックで待っているのはステファニーではなくステファン。
つまり「こっちこっち」がこの地域の観光局の担当者ステファンだという落ちです。でもそれなら最初から待っておいてくれればいいんですが、そこはフランス人、待ち合わせ時間を過ぎても全く悪びれた様子もありません(笑)

何故この地ではワインでなくてブランデー造りを選んだのか?すごい疑問ですよね?
でもその答えは意外に単純で、すぐ近くに先発のボルドーがあったからブランデーにしたということでした。確かにワインで先にブランドとして認知されていたボルドーを超えるのは難しかったんでしょうね。

なんやかんやでHennessyの見学が終わり、最後は試飲。V.S.O.P.とX.O.の2種類でした!
どう違うのか!?って話ですよね。簡単に言うと熟成の度合いが違うんです。Very Special Old Pale=V.S.O.P. よりExtra Old=X.O.の方が熟成年数が多く、香り豊かで味わいが深い!

さて、このあとはお楽しみのランチです。
場所は広大な土地を有する、ルレ・エ・シャトー加盟のホテルです。
この続きは次回に。

 

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